ogurakaikei’s ブログ

会計・税務及び経済関連(時々雑談)

健康第一

 

ふと、歯が奥から押される感覚があった。

 

何だろう。

 

違和感を抱きながら日々を過ごす。

 

その押される感覚は、徐々に突き刺すような痛みに変わっていく。

 

それは、まさに太い針で刺されているような感覚で、30秒に一回とかそのくらいの頻度で起こる。

 

もちろん、昼夜を問わずその痛みはやってくる。

 

おかしい。。。

 

夜も寝られない痛みになって数日。

 

考えたのは、親知らず?顎関節症?

 

痛みはどんどん強くなる。

 

とりあえず、歯医者に行くしかない。

 

そう決心してふと鏡を見ると、まぶたが若干腫れている。

 

不思議だ、何だろう。。。

 

いつも定期健診を受けている歯医者に連絡をして、予約でいっぱいだと言われながらも、窮状を訴え何とか当日診て頂く予約を入れる。

 

歯医者では、まずレントゲンを撮った。

 

歯医者さんからは、「歯は、とても良いコンディションですね」との事。

 

そう、自分でも歯が押されている感覚が凄くあったのだが、一方で歯も歯茎も触っても全く痛みはなかった。

 

とすると、顎関節症か。

 

こればかりは、痛み止めを飲んで治まるのを待つしかないとの事。

 

「まぶたの腫れは何か関係があるのか?」とも一応聞くが、顔の神経はつながっているので関係がある可能性はあるが、分からないとの事。

 

内心、親知らずをグイっと抜かれるのではないかと思っていたので、抜かれなかった安堵感と、一方で原因が良く分からない状況に不安を感じる。

 

そして、まぶたの腫れもやはり何か気になる。

 

とりあえず、眼科にも行こうと思い、いつもコンタクトを購入する時に行っている眼科に向かう。

 

眼科では、「ヘルペスの様にも見える」との事で、目薬と塗り薬の処方を受ける。

 

顎関節症とヘルペスを同時に発症したと言う事か。。。

 

何とも言えない気持ちで、とりあえず処方された薬と痛み止めとして市販のイブを飲んで寝る。

 

しかし、痛くて寝られない。

 

顔がずっとジンジンしながら、繰り返される突き刺す痛み。

 

うなされる事、数時間。

 

いつものように朝をむかえる。

 

鏡に映る自分の顔は、見るに耐えない状況であった。

 

目は半分も空いておらず、頬にも鼻にも腫れが広がっている。

 

腫れというよりも、ただれている状況。

 

これは、おかしい。

 

すぐに、仕事関係等、各所に連絡をし、朝1で総合病院で診察を受ける準備をする。

 

総合病院の受付で、「何科ですか?」と聞かれ「顔全体が腫れていて。。。」とマスクを外して見せる。

 

受付の方が、顔をしかめた瞬間は今でも忘れられない。

 

結果、皮膚科に回された。

 

診察から数分で下された病名は、「帯状疱疹」であった。

 

そこから、また各所に「帯状疱疹」である旨を連絡し、その後のスケジュールを立て直す。(というか、片っ端からキャンセルしていく感じ)

 

幸い、土日を挟んで数日間は休める目途は経った。

 

ここからは、もうただひたすら薬を飲んで、塗って、寝るの繰り返し。

 

次の日はさらにひどくなり、焦って病院に電話もかけたが、薬は効くまでは時間がかかるのでとにかく安静にするようにとの事。

 

それから、1週間余りの時が過ぎ、依然として後遺症(肌荒れ、水がしみる等)はあるものの、何とか日常を取り戻しつつある。

 

健康第一、ありふれた言葉ではあるが、改めて重要性を感じずにはいられない事であった。

 

とりあえず、歯が押される感じ+顔に腫れが出てきたら、帯状疱疹を疑ってすぐに皮膚科に行って欲しい。

 

初動が遅れると、回復も遅れる。

 

気合では治らないものも世の中には、あった。。。