先週末に、今年初めて蚊に刺された。
元々は、あまり蚊に刺されないタイプではあったのだが、特にサウナから帰ってくると蚊が異常に寄って来る気がする。
サウナから帰る時に虫よけスプレーをした方が良いのかもしれないのだが、虫よけスプレーを持っていくのを忘れてしまうし、何より体を洗った後に虫よけスプレーをすることに若干の抵抗感がある。
そんなこんなで無防備な状態でサウナから帰宅してしまうのだが特に、マンションのエレベーター内で待っている蚊には非常に悩まされている。
マンションの1階エレベーター前にはエレベーター内の映像が見えるモニターが設置されているのだが、背に腹は代えられないと覚悟を決めて、エレベーター内で不自然に手足を激しく動かしたり首を動かしたり、ウロウロ歩き回って蚊が止まらないようにしている。
完全に不審な行動である。
しかし、そんな決死の行動も全然効果がないようで、先日も、サウナからの帰宅後に蚊に刺された事に気が付き、「かゆいな~」と凹みながらふと目線を落としたところ、ズボンにばっちり蚊が止まっていた。
当然、すぐに蚊に決闘を申し込むわけではあるのだが、案の定すぐに見えなくなってしまった。
ある意味、夏の風物詩である。
しかし、こんな時のために6月の段階から電子式液体蚊取りマットである「アースノーマット」を部屋内に2つ設置済みだ。
しかも90日用のカードリッジを仕込んでおり、効果は抜群のはずだ。
「アースノーマット」VS「蚊」で決着を付けてもらっても良いし、ヘロヘロになって出てきたら、虫を凍らせるタイプのスプレー缶をかけて戦おうとスタンバイする。
何度か出てきたのだが、おかしい。
まだ、動きが俊敏だ。
すぐに消えてしまう。
そんなこんなで、夜を迎えたのであるが、もう「アースノーマット」と蚊の決着がついていれば良いなと思いながら、相棒の「アースノーマット」をベットの下に動かした。
そこで、気が付いた。
あれ、薬剤が少ない?または、ほぼ空?
しかし、今さらそんなことをカードリッジを外して確かめたところで仕方ないし、何よりまだ1ヶ月以上使えるはずなのである。
後は託したと「アースノーマット」を信じて、寝る。
しかし、何か気配を感じてならない。
それでも頑張って寝る。
あれ、ほっぺたがかゆい。
まさかと思ったが、放置していてもかゆい。
もう、気になってとても寝てられないので、洗面所でほっぺたを見る。
しっかりと、刺されてる。
呆然としながら、しばらくベットに座り、時に思い立ち凍らせるタイプのスプレー缶を適当に噴射したりもする。
そのまま、ほとんど寝られなかったが、蚊は出てこなかった。
やるせない気持ちで、「アースノーマット」についてネットで調べる。
あっ、、、
90日間有効と言うのは、1日12時間使用の場合であった。
確かにパッケージにも書いてある。
自分は電源を一切切らずに6月頭から放置していたので、7月中旬には切れている計算だ。。。
知らなかった、、、確認不足だった、、、
朝、刺されたほっぺたを眺めながら、眠い目をこすり歯を磨く。
そこにフラフラした蚊が鏡に映る。
決着を付けたのは、自分の手のひらであった。
最も、原始的な決着の付け方ではあった。
しかし、既に液剤が切れていたにも関わらず、明らかに蚊はへばっていた。
自分の血を吸ってもなお、へばっていた。
今回の決闘の勝利は、液剤がほとんど切れていた中で最大限頑張ってくれた「アースノーマット」との共闘と言って良いだろう。
ありがとう、でも自分の不注意とは言え1日12時間の使用が前提って普通思わなくない??
という気持ちが交錯しながら、Amazonで取替用の薬剤を購入するべく検索する。
「アースノーマット」の製造会社は、アース製薬株式会社だ。
虫対策の製品がメインであれば、きっと夏場に売上が偏る季節性が見られるのだろうかと気になった。
真冬に、蚊取り線香使う人いないし。
アース製薬株式会社の有価証券報告書を見てみよう。