会社を作る際には、必ず定款を作らなくてはなりません。
定款を作るにあたっては、次の項目を決めます。
・会社名
⇒会社銘は自由に決められますが、「株式会社」という言葉は必ず入れる必要があります。
・本店所在地
⇒会社の住所になります。
・会社の目的
⇒どんなことをする会社かを決めます。
なお、許認可業を行う場合には、その旨を定款に記載する必要があります。
・役員
⇒役員とは、代表取締役、取締役、監査役と呼ばれる人をいいます。
・資本金
⇒資本金は1円以上で大丈夫です。
なお、資本金を1000万円未満にした場合には、原則として設立2年間、消費税の納税が免除されます。
・発行可能株式総数、発行株式数
⇒この会社は何株まで発行することが出来るか、その中で発行する株式の数となります。
・事業年度
⇒事業年度における決算日は、自由に決めることが出来ます。
なお、消費税を考えると一番売上が上がりそうな月の前月末に設定することが望まれます。
・譲渡制限
⇒株式は原則自由に売買することが出来ますが、その売買について会社の許可を得るように設定することが譲渡制限となります。
後に外すことも可能ですので、初めは制限を付けておくというケースが見られます。
・発起人(株主、出資者)
⇒発起人は、会社設立の際に株主になる人のことです。
会社設立方法③に続きます。