夏といえば花火ということで、毎年花火は見に行く。
特に有料観覧席のベストなポジションにて、目の前で見るのが、たまらない。
目の前で「ひゅ~」と上がって、全てが開いてから1秒後に感じる「バーン!!!」という衝撃音。
本当に何とも言えない。
最初に花火を作った人は、良く考えたなと思う。
「危ないから止めなさい」と、普通に回りから止められそうだ。
先人の勇気に敬意を表しつつ、花火の製造会社の業績はきっと季節要因が多分にあるのだろうなと思い気になった。
しかし、壁にぶつかる。
上場している会社がないので、情報が取れない。
旧村上ファンドの村上さんは、「なぜ上場しているのか教えて欲しい。上場しているということは、好きな人が好きに株式を買えるということだ。資金需要もないのに上場している意味はない。」という趣旨のことを言っていたような記憶がある。
それに照らすと、季節変動が大きく、市場規模も限界があることを考えれば、花火の製造会社があえて上場するメリットはないという判断になるのかもしれない。
村上さんも、満足しているだろう。
自分の場合は夏と言えば花火だが、海という答えもきっと多いだろう。
海に行くにはある程度事前に運動して行かないと、当日足がつって溺れるかもしれない。
それは、大惨事だ。
最近「chocoZAP(ちょこざっぷ)」が事務所の近くに出来ていた。
若干、興味はあるのだが、自分の場合はサウナが必須アイテムなので、ちょっと合わないかもとは思っている。
そういえば、ライザップってどうなってるんだろうと、ふと思った。
かつてM&Aを繰り返して、急速に規模を拡大していたものの、本業とのシナジーが不明で、カルビーの会長だった松本氏が代表取締役COOとして入社して改革を目指したものの、たしか1年弱で退任していた。
有価証券報告書を覗くとやはり事業が複雑怪奇。
「インベストメント」って何の事業をしているのか、これだけだと分からないのでもう少し調べていくと。。。
ネットカフェや、オンラインクレーンゲームの運営までやっている。
これは、読み解くのが難しい会社だと直感的に感じる。
セグメント別の売上を見ると、
意外にも、本業と考えられる「ライザップ事業」を含む「ヘルスケア・美容」よりも「ライフスタイル」の方が売上規模がはるかに大きい。
よく見たら「ライフサイクル」には、トレーディングカード専門店まで含まれている。
ただ、コロナ影響という点では、思ったほどの影響は受けていないように見える。
次に営業利益。
なんと、2022年3月期は、どのセグメントも利益が出ている!
コロナ渦でありながら、不採算事業の撤退を進めた結果が、出ているのかもしれない。
ここは、経営努力と言っても良いのではないか。
一方で「ヘルスケア・美容」の2023年3月期の大幅赤字が目立つ。
これは、主に「chocoZAP(ちょこざっぷ)」への先行投資の結果であるとのこと。
そして、借入が多い。。。
さらに、借入について財務制限条項が付され、さらにさらに抵触しているとのこと。。。
もしも、一括返済を要求されたら。。。
やはり、さらなる周辺事業の整理が必要との金融機関の判断もある模様。
確かに、経営の効率化を考えれば、既に進めてはいると思うが、今一歩整理する余地はあるのではないかと感じる。
有価証券報告書を見ていても、なかなかつかみどころがない。
そういえば、ライザップイングリッシュとか、ライザップゴルフとかまだあるのかな。
(あるみたい。)
今、家では懸垂と腹筋、外ではサウナというスタイルであるので、ライザップはまだ考えていないけれど、「chocoZAP(ちょこざっぷ)」は場合によってはありかもしれない。
でもサウナも付けて欲しいな。
出来れば、水風呂も。