ついに、タイムズのカーシェアーの会員登録を復活させた。
増えてしまったサブスクリプション契約を、コロナ渦で整理したのだが、その中の一つがタイムズのカーシェアー会員であった。
日常的には、車は使わない生活スタイルではあるので、やはり車を購入するのはハードルが高い。
ただ、たまに車があると便利な場所に行く機会もないわけではなく、そういう事を考えるとやはりカーシェアーかレンタカーだなと行きついた。
カーシェアーは、月額料金が多少かかるからか、レンタカーよりも利用料金が安いように感じる。
そして、何より借りる際にネットで完結して、それ以外の手続は不要であるし、ガソリンを入れて返す必要もない。
ただ、このガソリンを入れて返さなくて良いという点について、自戒の念を込めて、ここで是非注意喚起をしたい。
そう、それはタイムズのカーシェアーの会員に復活して、初めて利用した時であった。
ちなみに、車種はヤリスクロスという、ネットで調べると結構人気のある車種らしい。
まず、驚いたのが、エンジンブレーキがない。
手元にもないし、足下にもない。
どういうこと??
と、しばらくパニック状態であったのだが、我に返りネットで調べる。
なんと、ヤリスクロスは、本当にエンジンブレーキがないらしい。
ないというよりも、自動でエンジンブレーキがかかる高度な仕様のようである。
世の中の車は、こんなに進化しているのかと心底驚く。
もちろん、ハイブリッドで燃費も良い車である。
タイムズのカーシェアーの場合、車を事前に選べないケースがあるようで、今回自分は選ぶ事が出来なかったが、良い車に当たったと喜んだのを覚えている。
そして、何とその日は車を運転するのが、もう数年振り。
昔過ぎて正確には覚えていないが、確実に3年以上は乗っていない。
数年振りに車を運転する事を、想像してみて欲しい。
それまでも、頻繁に乗っていたという事もなく、端的にいうと完全に初心者ドライバー化している。
その中で、その日高速に乗って千葉に行かなければ、いけなかった。
横浜から千葉に行くので、そう「アクアライン」である。
もうウインカーを出すのもドキドキの中、行先をナビに入れて慎重に出庫をする。
地下にある駐車場だったのだが、出庫の時の急な登り坂&直角に曲がる行程で、もう既に冷や汗全開である。
とにかく、無事に高速に乗らないといけない。
ナビは、近くに高速の入り口がある事を示しており、「ナビ様、全て言う事聞きます」状態で車を進める。
ナビに導かれるままに車は、高速に乗る車両レーンに入る。
ようやく高速に乗れる、初めに合流する時を気を付ければ、後は慎重に法定速度を守って、前へ前へ前進するのみである。
もちろん、ETCカードもちゃんと入れてある。
と、高速の入り口にあるETCレーンに突入する瞬間に、スピードメーターを見た。
ETCで通り抜けるためには、「20キロ以下に」というルールを忠実に守るためである。
あれ??
え??
スピードメーターの横に表示されているガソリンメーターの残量が、残り3つしかない。。。
これは、つまりガソリンの残量が乏しいという事??
やってしまった。。。
タイムズのカーシェアは、ガソリンを満タンにして返す必要がない一方、自分が借りる際にも始めからガソリンが乏しい場合があるのである。
もちろん、高速で逆走するわけにもいかず、Uターンも出来ず、前に進むしか残された道はない。。。
そうだ、「海ほたる」までたどり着こう、そこでガソリンを入れれば良いんだ。
とにかく、法定速度を守って、「海ほたる」を目指そう。
幸いにも、アクアラインは混んでなく、スムーズに「海ほたる」までたどり着いた。
ガソリンメーターの残量は、まだ3つある。
トヨタのハイブリッドシステムは、偉大過ぎる。
間に合った。。。
そう思ったのだが、、、なんといくら探しても「海ほたる」にはガソリンスタンドがない。
こんなに大きいパーキングエリアなのに、そんな事ある??
そうか、ここは海の上なんだ。。。
そう簡単に、ガソリンを持ってくるというわけには、いかないのかもしれない。
その理由は、完全に予想であるが、とにかく間違いない事実として「海ほたる」ではガソリンが給油出来ない事実を知る。
もう、パーキングエリアを目指すのは止めよう。
とにかく、高速を1秒でも早く降りて、ガソリンスタンドを探そう。
そう決意し、「海ほたる」を出る。
しかし、「海ほたる」は海の上だけあって、高速の出口がなかなか出てこない。。。
そうしているうちに、何とガソリンメーターの残量が2つとなっていた。
高速でガス欠⇒車を脇になんとか止める⇒レッカー車を呼ぶ⇒色んな人にめちゃくちゃ怒られる&罰金も払う
そんな想像しか出来なくなっていた状態で、車を進ませ何とか出口を見つけ、焦る気持ちを落ち着かせ、速度を減速して高速を出る。
ナビに「ガソリンスタンド」と入力し、とにかく最寄りのガソリンスタンドを探した。
ナビが示す通りの道順で、とにかくガソリンスタンドに向かう。
え?
えええええ!!!
交差点を渡って、目の前の通りにガソリンスタンドが見えたのだが、その交差点の手前で道路工事していて、直進出来ない。
もうホントに勘弁して欲しい、夢なら覚めてくれと泣きそうになりながら、直進せよとのナビの指示に背いて違う道に進む。
いや、今思うとうっすら泣いていたかもしれない。
その時、神が降臨したのである。
ナビの指示に背いて進んだ先に、違うガソリンスタンドがあったのである。
あの感動は、きっと生涯忘れることはないだろう。
ガソリンスタンドに入ったものの、ガソリンスタンドのお兄さんがなかなか出てこなくて、まさか本日休業じゃないよねと一瞬思ったが、無事にお兄さんも出てきてくれた。
その後も、混乱していて、ガソリンの給油口のロックを解除しないで、そのまま待っていたり、エンジン消し忘れたりと、なかなかのドタバタ振りではあったのだが、何とか助かったのである。
ハイブリッド車でなければ、終わっていたかもしれない。
そして、ここで絶対に忘れてはいけない自分への格言が出来た。
「カーシェアー、当然にあると思うな、ガソリン残量」
とつらつらと書いていたら、また決算書を覗くまでに長文になってしまった。
でもそれくらい、忘れられない、いや忘れてはいけない反省すべき事件であった。
タイムズの決算書を覗く②(2023年10月期反映)2/2に続く事を、何卒ご容赦頂きたい。。。
タイムズの決算書を覗く②(2023年10月期反映)2/2 - ogurakaikei’s ブログ (hatenablog.com)